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突然、昔の宇宙オタクに戻って。
つい数年前、表題に関して色々語りを入れている本を読んだ。確か題名は『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス』だったか。なかなか冷静にパラドックスへの「説明」を議論していて面白かった。 私も、ハタチを過ぎた頃から、ひょっとするとこの宇宙で知的生命の誕生する確率は、非常に低いのではないか、という仮説というか疑問を抱き続けている。 但し、最近は、生命というか、外部からエネルギーを取り込んで自分のコピーを作りたがる「何か」は、当然のように集団化・複雑化する方向にベクトルが向くのではなかろうか、つまりは、自己増殖する生命が発生した時点で、所要時間の多寡はあれども多細胞化は避けられないのではないか、そして当然の帰結として、細胞集団の複雑化の帰結として、環境に適応するのではなく、環境をコントロール「知性」という進化は存在しているのではないか・・・・というところに、宇宙の生命に対する仮説を抱いている。かつてほど、レアアース仮説に固執しているわけではないのだが。 しかし、カメラのブレや、特定の人々の幻想の中や、または確信犯的に金儲けや権威のための戯画の中のみにしか、宇宙人が居ないことについては、引き続き「レアアース仮説」および「知的生命が相互に連絡し会えるだけ宇宙は時間が経過していない」という考えを持っている。 PR |
この川柳は確か、シバリョウタロウのエッセイか何かで知った。確か街道をゆくの中国江南のみちだったか。ネットで検索すれば誰彼がこの川柳について説明している。 |
基本的に、朝は別に6時から働けと言われようが、特に問題ない。ただし、夕方以降は仕事をしたくない。出来ることなら、5時上がり⇒6時帰宅。その後、DVDで映画二本見てもまだイケル、そんな生活をしたいのであるが、これまで選んだ職場が、夕方から夜にかけてアクセルのかかるような所ばかりである。自業自得ではあるが。 |
昔ほど映画で涙ぐむことは少なくなってしまった。何処に泣く要素があるんだというような映画でも涙ぐんでいた時代があった。今は、さすがにオッサンになったし。そうやたらめったら泣いてばいられない。
人様に自慢できるほど映画を見てきているわけではないので、あんまり偉そうなことは言えないけれども、今でも、「見れば泣く」という映画はある。年をとって「あの頃の涙をもう流せなくなってしまった。」という映画もある。「いや、恥ずかしいけれども密かにこんな映画で泣いています。」と言うのもある。「昔見たけれども、この年になってようやく泣けた。」もあるか。 「見れば泣く」は、何だろう。やはり、元宇宙オタクからすれば、「アポロ13」か。毎回、泣く。泣き箇所は一箇所だけである。当然最後の大気圏突入成功のシーン。あとは、ガキの頃に戻って、宇宙への憧憬を膨らませ、大人の自分として、危機対処のチームワーク、リーダーシップ、プロフェッショナリズムを堪能している。 「あの頃の涙を流せなくなってしまった。」と言うのは、やはりスポーツ系か。「ロッキー」とか、「メジャーリーグ」とか、スポーツにおけるシンデレラストーリー的な奴。何故だろう?1998年にスポーツ観戦で流すべき涙を流しつくしてしまったからであろうか?(ベイスターズのことです。ちなみに) 多分、スポーツ映画の主人公に感情移入するだけの「体力」「運動能力」がなくなっちまったからなんだろう。 「いや恥ずかしいけれども泣く」というのは「スティッチ」。子供の見るディズニー映画様である。でもエンディングは、泣くぞ。アレ。例によってディズニー映画的大団円であることには変わりないが、やはり、「Family」に大人としては涙ぐんでしまう。 「今、泣けるようになってしまった」これは、今後続々登場するかもしれないが、「紅の豚」。ジブリ映画っつうのが少し恥ずかしくもあるが。この年になって、ようやく登場人物たちが背負っている何かを実感できるようになった。ジーナさんを同じような年の「色々あったけど、いい女」として感情移入できるようになったこともあるか。 ジーナさんのホテルの上空でのアクロバット飛行につながる回想シーン。これは最近、泣ける。 そして、最近、数年前馬鹿みたいに泣いてしまったのが、「フラガール」。あの時代の息吹を少しは知っている世代(と言っても、私のオヤジくらいの世代のストーリーなんだが)だけに、ノスタルジーも追い討ちをかけて、泣いた。いや、三箇所も「御号泣処」を作るなんて卑怯。 御号泣処その①:サナエちゃん(徳永えり)お別れのシーン 御号泣処その②:駅でまどか先生(松雪泰子)を引き止めるシーン 御号泣処その③:ラストのダンスシーン。蒼井優のおへそが可愛いッス あとは、泣きはしないけれども、、見終わった後、充実の溜息を「ふーっ」と出す映画はある。むしろ、こちらのほうが人生に刻み込まれてしまった何かが多いので、また、いずれアレコレ書きたいが、いま思いつくのは「ショーシャンク」と「フォレストガンプ」か。 |