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ここ数年で大きく変わった心境といえば、愚痴を自分の中にしまいこんで、人生の終わりまで持ってゆこう、と思うことが多くなったことですか。
一番大きな理由は、(たいした地位でも、肩書きでもないけれども)愚痴を簡単には外に出せない年相応の何かになってしまったことでしょうね。ベタな事情を言えば、何年間も日本とアメリカを行ったりきたりしたもんだから、「お互いに愚痴を許せる相手」と疎遠になってしまったこともあります。何人かの人達の人生をネガティブな方向に変えてしまうような決断もいくつか行って、未だに、終わったこととはいえ、その判断の正否について逡巡しているためでもあります。 酒の席でもクダを巻く事も無く、業務中のちょっとした瞬間に、気を許せる相手だけに判るようなサインを出すことも無く、私用のメールで愚痴を撒き散らすわけでもなく。淡々と。坦々と。耽々では無いけれども。 「男の嘆きはほろ酔いで酒場の隅に置いてゆく。」ってヤツですか。河島英吾さんもいい唄を遺しました。 こんなことが精神と身体の健康に良いかどうかは判りませんが、愚痴は所詮愚痴。愚かなタワゴト。鏡に映った自分の姿が気に喰わないとダダをこねているに過ぎないのだ、と自戒しつつ。ひょっとしたら、他の人達より遅ればせながらかもしれないけれども。 ま、ここにこんなことを書き付けていること自体愚痴かもしれませんが。 PR |
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