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接待に関して、さる会社で経理を担当しているナニガシ君から、なるほどな、という現象を聞いた。
無論、お堅い経理マンとしての観点だから、その点はやむなしのところもあるんだが。 (余談だが、いまどき、経理担当、特に内部統制だ、IFRSだと変革の嵐に晒されている経理マンは、「お堅い」などどいうステレオタイプではないのである。とはいえ、木を見て森を見ず的なところも否定は出来ないけれども。) ま、そのナニガシ君が言うには、 「大体さー、接待費なんて与えられた人の所得の一部になっちゃってるんだよねー。よく『接待無しでは売上が稼げねえだろ。』と言うけれども、伝票を見てみ。大体同~じ人と繰り返し繰り返し『接待』してんだから。」 これは、私の経験からしてもストンと腹の中に落ちた。無論、常に接待の必要な「ワガママ客」のご機嫌取りの面もあるかもしれないが、接待の名を借りた遊興のケースのほうが多いのではないか。どこの会社を取っても。 更に言えば、接待自体が本来あるべき形である、「難攻不落の新規取引相手の懐柔」に使われるケースよりは、「腐れ縁客との腐れ縁強化」のケースのほうが圧倒的に多いのではないか。 更に更に意地悪いことを言えば、私の元々上司みたいに、「目当てのキャバ嬢にカッコいいところを見せたい。」という理由も結構流通しているのではないか。 テメエそこまで言うんだったら売上倍増させてみろコラ、と、私の周りの方々からお叱りを受けるのでこれ以上は言わないが、自分の周りの「接待で毎日大変です。」という方々の上げてくる伝票、接待相手をよくよく観察してみると、結構同じ相手なのである。無論、そこで嘘をついて架空の接待をでっち上げている奴もいないではないが。 接待の名を借りて、不倫相手と酒と○○○を繰り返し、会社には嘘の接待をでっち上げて、挙句の果てにはクビになった奴も、そういえば、居た。 ま、接待そのものは日本の商慣習の一部として否定はしないが、経費の・・・というよりは、会社の損得勘定のブラックホールになりかねないところは、ありますわな。 PR |
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